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東京団地倉庫 50周年
東京団地倉庫株式会社 創立50周年特設ページ
トップページ > 50周年特設ページトップ > 経営者と語る【05】社員全員が同じ方向を向く目標設定を
経営者と語る
社長自ら、若手職員の声を聞く。50周年ならではの座談会
【01】自己紹介
【02】日頃の課題やテーマ
【03】中長期経営指針を巡って
【04】いまこそ「団地倉庫イズム」を
【05】社員全員が同じ方向を向く目標設定を
社員全員が同じ方向を向く目標設定を
 設立50周年を機に「第二の創業」とも言うべき、大きな転換点を迎えているとも言えますね。
髙橋社長
当社は様々な経緯を経ながら、それなりに良い会社に成長してきました。しかし、このままでいいのかと言うと、やはりこれまでの歴史を礎としながら、次の段階にステップアップしていくべきだと思います。そのためには、会社や社員全員が同じ方向を目指することができる目標をつくらなければならないと思いますが、これがなかなか難しいのです。
通常の会社であれば、毎年、売上げ目標、利益目標を立てることで社員が同じベクトルに向くことができます。しかし、当社にはそうした明確な数値目標がありません。全体収入の95~96%は固定的な賃貸料で、残りは自販機の手数料や駐車場、管理棟貸室収入です。基本的に売上げは毎年ほとんど変わらず、安定的に確保されています。そうすると目標を設定しにくく、「保守管理業務を頑張ります」と言っても、「何を目的に?」となってしまいがちです。例えば照明をLED化すると電気料金が下がるわけですが、これが当社の利益になるかというとそうではなく、共益費を下げることでテナントや株主にすべて還元しています。
 削減した分をテナントさんへ還元しているのですね。
髙橋社長
一生懸命に経費を削減しても自分のところに残らないのであれば、適当にやっておくか、ということにもなってしまいがちです。努力目標が設定しにくいのは、安定しているがゆえの悩みです。自らのアイデアで経費削減したものを少しでも社員に還元することができれば、みんな一生懸命に削減しようと努力します。そういう策を考えていこうと、いま社内で話し合っています。インセンティブ、賞与に反映する仕組みなど、社員の腹にドスンと落ちるようなものを提示することを含めて検討しています。
井原
社長がおっしゃる通り、安定した収益が約束された中で、目標が設定しづらい環境にあることは確かですが、では現状維持を目標にした場合に、果たして現状維持ができるかというと、そこは難しいと思います。少し高い目標があってこそ初めて現状維持となるわけで、そこは社員一人ひとりの意識改革といいますか、各人がテーマを持って仕事に取り組むことに加えて、持ち場ごとの目標の立て方が重要なのではないかと思います。
 やはり頑張った分がインセンティブに反映されるような仕組みがあるとうれしいですか?
今井
そうですね(笑)。前の会社は施工会社でしたが、社員の努力でコストダウンできた分は社員に還元される仕組みがありました。そうなると、みんなが同じ方向に向くようになります。当社にも「目標管理シート」というものができ、きちんと仕事をやっている人はきちんとお金がもらえるような方向性が徐々にできてきました。私が当社に入社したときに売上げを見せてもらって不思議に思ったことがあります。「利益が出ていますよね?」と当時の上司に聞いたら、「しっかり税金を払う良い会社なんだよ」という話をされていたのですが、その分従業員に対する還元というのはなかなかできない環境なのかなとも思いました。これから新入社員を募集するにあたって、福利厚生などの面で、もう少し当社の良い面を出してもいいかなと思います。
千葉
前職の感覚があるのかもしれませんが、委託料というのがあって、それを前年に対してどのくらい下げられるかで評価される仕組みがありました。当社でも、成し遂げた仕事に対しての評価を何らかの形で還元していただける仕組みがあると、仕事がやりやすくなる部分もあると思います。どのように仕事をしていけば評価につながるのか、という部分でも社員それぞれが目標を立てやすくなると思います。
宮口
社長がおっしゃるように、やはりインセンティブがあれば、モチベーションが上がると思います。本社の方たちは担当業務が多岐にわたっており、それぞれのテーマごとの課題や目標が立てやすいのかなと思います。その一方、事業所は保全管理など地味な作業を日々積み重ねてやっている現状であり、自分の中で目標を設定しづらい面もあります。事業所でも何かしらのインセンティブを設定していただければ、モチベーションや目標を持ちやすいと感じます。
 最後に髙橋社長、皆さんの発言を受けて締めていただければと思います。
髙橋社長
社外的な問題も社内的な問題もありますが、社内的な面で言うと、どうすれば円滑なコミュニケーションをとっていける職場にできるかを常に考えています。「働き甲斐のある職場」にはいろいろな意味があると思いますが、頑張っている人間が得をする、やらない人間はそれなりに、という意味の公平さを踏まえた職場にしていかなければならないと思います。

良い職場にしたいという思いは常にあるのですが、その思いが段階を踏んでいくため、なかなか伝わっていかず、非常に時間がかかります。私がこの会社に来て間もなく2年になります。一見すると前に進んでいないように見えるかもしれませんが、一歩一歩確実に進めていることを理解していただいて、もし分からないことがあったら、遠慮なく私に直接言ってもらえれば、きちんと対応します。組織の段階を踏んでくると、途中で趣旨や意図が曲がったりすることもありますので、できる限り生の声を聞きたいと思っています。段階を踏んで上がってきた意見が実際の話と違うというのも問題ですので、風通しを良くして、遠慮なく言って欲しい。そして皆さんが「団地倉庫って良い会社だ」と心から思えるようにしていきたいですね。それはぬるま湯的でいい、とか、せっせと働かなくていい、ということではなく、やり甲斐や働き甲斐がある会社、なおかつ安定性もあり、ワーク・ライフ・バランスが取れる会社にしていこうということです。皆で団地倉庫をもっと盛り立てていきたいですね。
(司会=西村 旦、㈱カーゴ・ジャパン社長)


編集後記
 本サイトでは先月まず開設にあたり、社長からご挨拶させていただきましたが、今月は今の当社の全体像を皆様に発信しようということで、これから先長く当社を担うことになる入社歴の浅い若手たちに集まってもらい、社長との座談会をセット、これを本サイトで再現してみました。
 事前に若手社員たちには写真及び発言が特設ページに載ることを伝えておりましので、皆、当日は若干の緊張感を漂わせ本番に臨みましたが、いざ始まってみると物流専門誌のベテラン記者である司会者の手馴れた誘導もあってか、言いたいことを社長、そしてHPを見にこられる方々へ向けて忌憚無く話してくれました。
 また、社長も彼らの若さから発せられるエネルギーを快く思っていただいているのが、立ち会った者にもひしひしと伝わってきましたので、企画側としては大変安堵した次第です。
 座談会終了後、社長のポケットマネーで皆さん夜の門前仲町(焼肉屋さん)へ繰り出して行きました。社長及び若手社員たち…おつかれさまでした!
また、今回の企画は司会者として御参加いただいた西村社長を始め㈱カーゴ・ジャパンの皆様にご協力いただきました。
ありがとうございました。
東京団地倉庫 総務部
編集後記

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